西東京市保谷町にあるmaururu~マルル~ピラティス&コンディショニングスタジオより。
【ストレッチをするタイミングは、実は難しい!】
ストレッチについてのお話を、本日の症例さんを通してお話をさせて頂きたいと思います。
本日お越しのお客様、膝の裏~ふくらはぎの上半分位まで痛みがあるとのことでした。
趣味活動の陶芸の土を1週間毎日捏ねていたとのこと。その時に、前に出した右足がつま先立ちのようになっていて、それ以降とのこと。
みてみると、腓腹筋外側頭と大腿二頭筋が硬くなっていて、伸ばされる時に痛みがありました。安静時や夜間は痛みありません。
歩きを見ると、踵が離れるのが遅く、ふくらはぎが伸ばされていて、ちょうどその時に、膝裏やふくらはぎに痛みが出ていました。
ふくらはぎやもも裏は、硬くなっていますので、
じゃあ、硬いから、柔らかくしよう!っとストレッチしたくなるかもしれませんが、実はそうしても痛みは和らがないことがほとんどです。
硬くなっている原因は、他にあることが多いからです。
お客様の場合は、大腰筋に上半身が寄りかかってしまっていましたので、そこが原因だろうなと思いました。
しかし一応、腓腹筋を軽くストレッチしてもらい、痛みが変わるかをみてもらったとのろ、やはり変わりません。
そこで、大腰筋を座って使う運動を行ったところ、歩く時に張って痛かったふくらはぎや膝裏の筋肉がその場で痛まなくなりました。
大腰筋は、歩く時に上半身重心を前に早く移しやすくする働きがありますので、歩く時に踵が早く離れ、ふくらはぎや膝裏が伸ばされ過ぎることを防げたのだと考えました。
効果があった運動を自主運動として、お伝えさせて頂きました。
ストレッチは、やはり簡単には指導してはならないなと改めて思った症例さんでした。
私が思う、ストレッチをやっていいなという時は以下のときです。
①ストレッチ時にパツン・カツンと止まらずに、ほかの箇所もつながって筋膜の伸びを感じるとき。やってる方の私の手の感覚はにゅ~んと伸びる。😅
②痛みよりも、気持ち良いとご本人が感じるとき。
③ストレッチ直後に、痛みがなく、動作もおかしくなっていないとき。
変な所を伸ばすと、ASLR(アクティブSLR)が一気に重くなります。そこも判断材料にしています。
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ちょっと専門的なお話が多くなりましたが、マルルでは動きと、筋肉の状態と、運動と施術を組み合わせながら、評価・仮説⇔検証を繰り返し、
誰一人として同じでないお客様おひとりおひとりに最適なものをご提供させて頂けるようにしております。
なので、お客様も一緒になってお身体を感じて探索していただきます。
いつも言われます。「体って本当に不思議。こんなちょっとで痛くなったり、痛くなくなったり、変わるんですね!不思議~😳」っと。
本日も、納得&お喜び頂けて本当によかったです!!誠にありがとうございました✨!!
お身体の嬉しい変化を体験してみたいなという方、只今、初回体験キャンペーン割引実施中です!
お待ちしております♪
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました!!マルルー🌴