自律神経症状のある方へのセッション、これ気を付けないと悪化します!

西東京市保谷町にある、maururu~マルル~ピラティス&コンディショニングスタジオより。

当スタジオは、身体・医学の専門知識をもつ理学療法士(国家資格)が、お困りの症状のある女性に対し、
施術・筋膜調整・ピラティス・様々な運動で
根本的に改善を図るスタジオです。

スタジオ風景
【自律神経症状のある方へのセッション、これ気を付けないと悪化します!】

自律神経

ピラティスは、呼吸を促しながらエクササイズをします。

だけど、自律神経症状のある方は、胸郭・脊柱が極端に硬すぎて上手く息を吸えない、吐けない方がほとんどです。

そういう方に、すって~!もっとすって~!肋骨広げて~!っと、呼吸を促し過ぎると症状が悪化することがあるので要注意です。

理由は、自律神経症状のある方は、横隔膜を使った深い呼吸が行えず、呼吸補助筋を使って浅く速い呼吸をしていることがほとんどだからです。

主な呼吸補助筋は以下です。
①胸鎖乳突筋
②僧帽筋上部線維
③小胸筋
④大胸筋
⑥肋骨挙筋 など

この内、交感神経が優位になると過緊張を起こす筋肉は、①②④(ヤンダアプローチより)。

日常生活で呼吸してるだけで使い過ぎて硬くなっている筋肉を、

呼吸を促しながらエクササイズをすると、さらに硬く緊張させてしまい、血流もさらに悪化します。

血流が不足するとどうなるか。

元々あった症状、例えば、頭痛、めまい、肩こり、首こり、背中の痛みなどが、

その日は動けて良い感じがしても、翌日以降に悪化する可能性が高いのです。

さらに怖いのは、交感神経が優位になって緊張する筋肉が硬くなると、

脳は、今、この筋肉が硬くなってるということは、体を緊張させて逃走・闘争モードにしなきゃいけない!っと勘違いして、さらに交感神経を活性化させてしまうのです。

こうなると、負のループに陥らせてしまいます。とても怖いことです。

では、どうすれば良いか。
下記のようなことをマルルでは行っています。

①呼吸補助筋を緩める
②胸郭・脊柱の柔軟性を取り戻す。
③息を吐く方をがんばる
④吸う時は頑張らずにふんわり吸う
⑤②を緩めたらかならずインナーマッスルを入れる(元にすぐ戻る又は不安定になるから)
⑥筋膜調整で筋膜の癒着を取る

マルルでは、⑥からすると、あっという間に症状が取れて、1番早く効率良く進む方が多いので、⑥からご提案させていただくことが多いです。

しかし、初回体験の方には筋膜調整は行っていません。
なので、①~⑤を行います。それでも、体は楽になるし、変化を感じて頂けます。

自律神経症状のある方を、実際に悪化させてしまったことがある私だからからこそ分かること、その1でした!

同じセラピスト・ボティーワーカーさんに少しでもお役に立てたら嬉しいです!

セラピスト・ボディワーカーさん向けお悩みシェア会します!3月2日(木)13:00~14:00、無料です!
ご興味のある方は、DMinfo@maururu-pilates.comをお送りくださいませ!ぜひお待ちしております!

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました😊!マルル~!✨

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