西東京市保谷町(西武柳沢駅徒歩14分)にある、maururu~マルル~ピラティス&コンディショニングスタジオより。
当スタジオは、お体にお困りのある女性へ、マンツーマンでしか行えない、あなたに最も最適な施術&ピラティスを行うスタジオです。根本的に体を改善して、今を、これからを楽しく、いきいきと、一生懸命、美しく…人生を送るお手伝いをさせて頂いております!
今回は、前の投稿の、「横隔膜を使った呼吸で身体が変わる!」の続きとなります。
【当スタジオが行っている 呼吸評価法】について書きます。
当スタジオは以下の4つで呼吸評価を行っています。
その1:呼吸動作の観察
その2:吐き切る力(脊柱の柔軟性と腹筋の強さ)評価
その3:1分間の呼吸数を数える
その4:息を楽に止めていられる秒数を図る
今日は、その1:呼吸動作の観察についてご紹介させて頂きます!
●方法
①重力の影響を除くため仰向けに寝る
理由:
仰向けに寝て出来ないことは立ったり、座った状態では出来ないです。
姿勢を横から見て、重力に従って背骨をS字に保てずつぶしてある場合(猫背や反り腰などの場合)は、重力下でバランスを保つためにアウターマッスルを使ってしまうため、インナーマッスルの評価が適切に行いないと考え、仰向けで寝て見ています。
②まず、普段の呼吸を観察する。
理由:
無意識の呼吸がどんな状態か見ます。深い呼吸でない普段の呼吸では、あまり動きは見えないものだけど、浅いのかな?深いのかな?みぞおちの後ろはベッドからどのくらい離れたままになるのかな?など触れたり見たりしています。
③次に、深めの呼吸を観察する
理由:
横隔膜と骨盤底筋が上下しているか見ます。横隔膜が肺を下方に引いて息を吸えていないとき、どこで代償しているかを見ます。首の筋肉が緊張してすじ張るのか、みぞおちの後ろが床から離れて胸が前にでてくるのか、吐く時はどこか沈んでいくのか、どこで動きがとまるのか。
さらに詳しく、観察の説明をすると…
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④吐くことからやってみる
理由:
ちゃんと息を吐き切れれば、後はお腹や胸郭(肋骨に囲まれた所)の力を抜くだけで、自然とそこに空気が入ってくるため。
⑤吐く時に見るのは、下腹が膨らまずに息を吐けているかも重要
理由:
下腹が膨らむ時は、骨盤底筋へ圧が加わっていて、骨盤底筋も横隔膜も上への動きが止まっていると考えられます。
手足を覗いた胴体を観察して、恥骨に近いところから頭側方向に沈んでいき、横隔膜がある肋骨下部が最後に縮むかを見ます。
たとえ肋骨下部が少し縮んだとしても、⑤の下腹が最後にぽこっと出てしまう場合は、アウターマッスルで代償していて横隔膜が上がり切れていません。
また、息を吐く時に腰を丸めたり、体を縮めて吐いてしまう方が多いのですが、そうすると、アウターマッスルで代償していることになります。腰やお腹は長く頭側へ伸びている状態で、骨盤も腰骨もニュートラルの状態で息を吐けるようになると、インナーマッスルが働きます。
⑥スタジオで作成している上の絵を含む、、呼吸のプリントにて筋肉の解剖や動きを説明しながら、吐く練習を一緒にしてみます。
そして、困難な際は、空気の流れがどこで止まるかを体表から見ます。
理由:
止まってるところの腹部や胸部の筋膜調整をすると、吐く時の動きが改善することが多いです。
例えば、経験上で大変恐縮ですが、下腹が膨らんでウエストあたりで2分されて息を吐き、肋骨のリングが縮まない時、胃もたれ、胃酸過多、ストレス性胃炎、喘息、気管支炎、食道炎など、おへそより上に既往歴があった方が多くいように感じています。また、息を吐く時に、最後の方で下腹部がポコッと出てしまう方は、婦人科系の手術歴や既往歴、便通、生理痛、PMI症状、頻尿、尿漏れなど、おへそより下の部分の何かがあることが多いように感じています。それを踏まえて、筋膜を評価し、癒着がある際は、筋膜調整をさせて頂きます。(筋膜調整は、腹部と胸郭~頚部・頭を国際筋膜マニピュレーション協会のマルコ先生より習ったラインで評価して行っています。)
⑦息を吸うのも見ます。胸郭が膨らめないときは、胸郭・胸骨、お腹が膨らめないときは腹部の癒着を見ます。胸郭~腹部の動きが変わって息が吐き切れるようになったら、同時に吸う方も改善していることが多い印象でもあります。
施術でお腹も胸郭も360°膨らむようになったら、ピラティスや運動時に使う呼吸の練習を行います。お腹は膨らませず、肋骨下部が後ろへ横へ広がるように息を吸って、腹圧が抜けないようにします。
筋膜調整を終えて呼吸して頂く時、私はいつもドキドキしてしまうのですが、
お客様からは、「わぁ~こんなに楽に息が吸えるんですね😊✨」っとお喜び頂けるので、私もとっても嬉しい瞬間です!!
当スタジオでは、筋膜調整を取り入れるようになってから、横隔膜と骨盤底筋が上下できる呼吸になるまで、今までの約3分の1の期間でスピーディに改善するようになりました。
呼吸ができるようになると、インナーユニットの気づきが早く、体幹の安定性がうんと高まります。体幹が安定して初めて手足が自由にコントロール出来るようになり、痛みやお困りの症状が改善しやすくなります。横隔膜が動けないと、インナーユニットが入らないので、呼吸はとっても大切だなぁと改めて思っています。
最後に筋膜調整について少しご説明させて頂くと、筋膜調整はその場所をゆるめることが目的ではなく、筋肉の収縮感覚を取り戻すことが最大の目的です
このように息を吐いて~っと言われても、脊柱や胸郭のストレッチングをどんなにしても、
筋肉の収縮感覚が分からなければなかなか思うように改善していきません。
その改善しないところを、他で代償して頑張ってしまうと、そこでまた過用となり、症状を悪化させてしまう可能性があります。
(そのことについては「自律神経系の症状の方への呼吸トレーニングの注意点」へ詳しく書いていきます!)
当スタジオでは、呼吸改善に行う筋膜調整には、個人差はありますが、3回位のセッションでクリアされる方が多いです。
そこから尿もれなど、女性にとって大切な骨盤底筋の収縮感覚が足りてないなという時(骨盤底筋の収縮は、坐骨の内側から触れられ、遅筋と速筋と分けて評価しています。)は、骨盤底筋に繋がる筋膜調整を行います。
当スタジオの場合、横隔膜・骨盤底筋・腹横筋・多裂筋・大腰筋の、5つのインナーユニットが自身でコントロールして自覚的にもしっかり入れられるようになったと実感されるのは、
平均して、月4回なら6~8回、月2回の方はその倍の12~16回くらいのセッションで可能となる方が多いです。
そのころ、お悩みだった症状が、根本から変わっているのを感じてくださる方が多いように思います。
月4回を1年すると、ご本人も、私も別の体になったみたいですよね~っとお話しするほど変わります。
身体の使い方や、姿勢、根本的な所を改善していくには、やはり時間が必要になりますが、一度根本的に変わると、もう戻らなくなります(*^_^*)
マルルのピラティス&施術&筋膜調整は、このような方にお薦めです!
☑ お困りの症状が、なかなか変わらないとお悩みの方
☑ ピラティスをグループレッスンでしているけど効果が分からない、又は筋肉痛が激し過ぎるという方
☑ 自律神経系の症状(偏頭痛・疲れやすい・寝ても疲れが取れない・胃痛・胸やけ・呼吸が浅い等)でお悩みの方
☑ これから先、自分の足で歩き続けられるだとうかと不安になられている方
☑ 今やりたいことがあるのに、症状で思うように動けないという方
諦めないで、ぜひ一度マルルにお越しくださいませ(*^_^*)
お問合せより、初回体験のご希望を伺えましたら、順にご連絡させていただいております!現在初回体験待ちの方1名様となっておりますので、早めにご案内出来る状態です!
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最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました!!!マルル~🌴