肩こり

ピラティスが肩こりに有効な理由

肩こりは、内部疾患以外は、不良姿勢によるものが多いと考えています。
それなら、姿勢を変えたらいい!とお思いと思いますが、今の姿勢がどこが良くなくて、どう直したらいいか分からないというあなたには、ピラティスがおすすめです。

なぜなら、NHK「きょうの健康」※でも紹介された通り、ピラティスの最大の目的は、運動を通じて自分の体の状態に気づき、体の動かし方を意識し、改善していくことだからです。(※NHK「きょうの健康」ピラティスで体のゆがみを調節より)

歩く・立つ・座る・物を取るなど、またその時の姿勢は、脳が学習しているから考えなくても無意識にできます。その無意識の動きは長年してきたことなので、それを客観的に把握したり、またどのようにすれば快適になるのかは、自分だけで判断することは難しく思います。

なぜなら、それが普通の感覚として体がインプットしているからです。
例えば、頭部が中心から逸脱した姿勢で立っていても、それを普通の感覚と思っているので、その感覚への慣れ・耐性から自分の状態に気づくのは難しいのです。

しかし、自分の偏位を修正するには、まず自分の今の状態に気づく必要があります。この『気づき』がなければ、修正の必要性が体・脳が理解できず、根本からの改善が困難となります。修正の必要性が体・脳が理解できると、体の使い方が変わっていきます。体の使い方が変わり、それが習慣になると無意識化でも使えるようになるため、根本的な改善に繋がるのです。
マルルのピラティスでは、この『気づき』を重要視しています。

ただ手足を動かすのではなく、自分の内部の感覚を感じ、自分の身体の声を聴き続けながらピラティスを行うこと、また運動学・解剖学的に正しい動きのピラティスにすること、そして、ピラティス後の自分の身体からのフィードバックをちゃんと受け取る事を繰り返していくと、体は劇的に変わっていきます。

また、なぜ肩こりになるのか、その原因を知った上で、自分の「体」を自分の「意志」によって制御(コントロール)することが出来るようになると、自分で肩こり・腰痛を予防・改善することが出来るようになります。

当スタジオでは、症状の背景にある動作・歩行・姿勢・動きの質などを分析し、解剖学・運動学・生理学を元にアプローチを行います。根本的な改善を図るため、症状のある局所のみの施術にらないことが多くあります。足から頭まで身体の状態を把握し、全身のつながりを大切にしたピラティスのエクササイズを行います。

また、当スタジオは、日頃使えていない体の部位もスムーズに動けるように、ピラティスの前に施術を行っています。
なぜなら、動かない所を、一生懸命動かすトレーニングになると、時間が掛かったり、体の目的としていない所の代償動作により体を傷めてしまうことがあるからです。

マルルでは、評価・検査・分析→施術→ピラティス→再評価を行い、根本からの改善を目指して行っております。

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